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繊維産業の人材育成について考える

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2018年7月14日 東京会場にて収録

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市販の服はどこで作られている?

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岡山県に見る繊維産業の課題と活路

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外国人技能実習生の受け入れと課題

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高校2年生 自分の行きたい大学だったのでとても興味をもてました。人材育成についてとても詳しく聞けたのでよかったです。
高校2年生 ジーンズについてよくわかりました。
高校1年生 繊維産業の日本における課題がよくわかりました。外国人労働者のデメリットを知れて、よかったです。
高校1年生 わかりやすかった。
高校2年生 普段何気なく着ている衣服のことなどよく分かった。
高校2年生 少し難しい内容だったけどまとめて話していて分かりやすかったです。
高校1年生 興味はわきましたが、進路の考え方としては大きく変わらなかったので、もう少し知りたいと思った。
高校2年生 衣類から視野を広げ、現在の労働者問題について知ることができた。
高校2年生 繊維産業の今の現況が理解できたし、これからどうするべきなのかももっとしりたかった。
高校2年生 すごくていねいな説明でグラフなどもたくさんあって分かりやすかった。
高校1年生 今回の講義を受けて現在の日本の繊維産業は存続の危機にさらされていることがわかりました。少子高齢化が進む中、地方過疎にしないためにも、町産業のアピールが必要だと思いました。
高校1年生 すこしよくわからなかったところもあったが良いと思った。
高校2年生 よく内容が入ってきました。地域産業を活性化させるためには、日本の若者の力も必要だと思った。
高校2年生 とてもわかりやすく、30分があっという間だった。
高校1年生 学校でやったワードや受けんでおぼえたワードがでたのでふかまった気がした。
高校1年生 自分の知らないことを知ることができ、興味を持つことができました。
高校2年生 自分の得意分野ではないと思ったが意外とそうでもなかった。切りのがおもしろかった。
高校3年生 身近な問題ではあるけれど、普段は気づかないことを取り上げて問題を解決することはとても楽しそうだと思いました。
その他 グラフが多くてわかりやすかったです。

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関心ワード
  • 安定 、
  • ジーンズ 、
  • 人材育成 、
  • 中小企業 、
  • ファストファッション 、
  • 付加価値 、
  • 服飾(アパレル) 、
  • 縫製

講義No.g009244

日本国内のアパレル・繊維産業における経営と人材育成の課題

日本の衣服の9割は輸入品

日本で販売されている衣類は、なんと9割以上が輸入品です。ユニクロなど日本のメーカーも、生産を海外で行っているからです。海外の安い労働力を利用することで、安価で大量に生産することができるため、ファストファッションと呼ばれる、おしゃれな衣服も、日本での低価格が実現しているのです。それでは、国内生産のアパレル・繊維産業はどうなっているのでしょうか。

国内の繊維産業の現状

日本は、製糸や織物などの繊維産業が、明治時代以降の工業化の過程で、主力産業として全国各地で発展した歴史があります。それらは、それぞれの地域で、時代とともに形を変えながら受け継がれ、今でも各地で地域経済の一翼を担っています。生地などの素材メーカーを除くと、おおむね従業員300人以下の中小企業です。
それらの企業の製品の多くは、国内で縫製・加工を行うため、海外生産品のような低価格は実現不可能であり、価格競争では輸入品にかないません。そこで、高付加価値・高品質の製品で差別化を図り、高価格帯で勝負して、生き残りを模索しています。ジーンズや学校制服で名をはせている、岡山県倉敷市の繊維産業はその代表的な存在です。

企業の安定と人材の確保が課題

しかし、繊維業界は自動車や鉄鋼業界などと比べて賃金水準が低く、深刻な人手不足に直面しています。生産性を確保するため、外国人技能実習生を確保して、ようやく人手と経営を維持している企業も少なくありません。
ただ、外国人技能実習生は必ず母国に帰るので、長期的に繊維産業を支える人材とはなり得ません。また、彼らには職業選択の自由も、家族を呼び寄せる権利もなく、実質的な「現代の奴隷制」になっているという指摘もあります。賃金水準の改善とともに、安定的な経営が確保できる仕組みを、繊維業界全体の課題として取り組むことが必要です。こうした課題に対するヒントを得ることが、経営学研究の役割の1つなのです。

この学問が向いているかも 経営学、経済学、社会政策学

高崎経済大学
経済学部 経営学科
准教授 永田 瞬 先生

メッセージ

大学という空間は、今まで知らなかったことや、発見されていないことに向き合うことができ、とてもチャレンジングで楽しい場所です。そのためには受験勉強を含むあらゆる準備が必要ですが、大学に入学して学問の領域に足を踏み入れると、今までにはなかった知的好奇心が生まれてきます。それを体感できれば、大学での生活は非常に充実したものになるでしょう。大学の教職員は、学生のニーズに応えるように努力をしていますので、ぜひ、あなたも頑張って、入学してください。

先生の学問へのきっかけ

大学時代のゼミで、研究の面白さを知り、大学院では政治経済学のゼミで労働問題の研究に取り組みました。当時、社会問題の1つであった過労死や過労自殺に注目しました。自己実現の1つであるべき仕事の現場で、なぜ自死に至るのかをテーマとし、背景にある日本型の雇用形態に対する研究を深めました。博士課程修了以降には、ジーンズで有名な岡山県倉敷市の繊維産業について、フィールド調査と現状分析を行いました。現在は人口減少が進む地方都市の中小企業の現場で、人材育成にはどんな課題があるかについてなどの研究を続けています。

大学アイコン
永田 瞬 先生がいらっしゃる
高崎経済大学 に関心を持ったら

高崎経済大学は、約3万人近くの卒業生が全国各地で企業のトップや地域で官民リーダーとして活躍しています。本学の教育・研究の目的は、幅広い教養を身につけ、豊かで、幅広い人間性に富み、国の内外と地域の向上発展に寄与する人材を育成することです。また、「自主・自立」を理念とし、学生の自主性を尊重するとともに、自立性を助長することを大学教育全体の方針としています。
全員が少人数のゼミナールに所属します。ゼミナールでは専門知識の取得とともに、地域・社会活動などのフィールドワークが取り入れられています。